バイクは排気量別に様々な機種があり50㏄原付から~1000㏄越えのリッターバイクまで様々あります。これが欲しいと決まっていればいいですが、決まっていない場合は探すことになります(なんとなく乗りたいな~くらいな前提)。
で、バイクは車とは違い、誰でもある程度簡単に乗れるという訳ではないです。大型バイクに乗るとわかりますが、背が低かったり股下が足りないとどうしてもバイクにまたがった時につま先立ちで不安定になります。
どうしてもつま先立ちだと不安定で、「転んだらどうしよう」という立ちごけのリスクがでてきて、なかなか気軽には買えません。さらに、どうしても大型バイクを乗りこなせなかった時にショックを受けてしまうことを考えてしまう。
気軽には買えませんね。
FLSTCはどうでしょうか。車両重量は340㎏くらいあり、なかなか気軽に乗れるようには思えませんね。但し座面が非常に低く、座った時にばっちり足が着くので踏ん張れるため、案外 普通に走る分には大丈夫です。初めはおっかなびっくりでしたが、停車時に傾けさえしなければ問題はありません。カーブを曲がるときも体で車体を寝かせるよりも逆ハンドルを使うことを意識すればスムーズに傾斜させて走行可能です。
これまで乗ってきた50㏄や250㏄のバイクとは一味違うので、大型のアメリカン特有の走行フィーリングだと思います。
実際走ったときに思った感想は、「動力性能は250㏄」でした。まず5速しか変速段がないということと、大型バイクなのにシフトアップを250㏄並みにガンガンしていかないと気持ちよく走れないな、と思いました。そして全力でアクセルを開けてもエンジンの吹け上がりが4気筒のように上がるわけでもなく、そんなに速くはない。実際、車重に対する馬力が250㏄スポーツバイクよりも低いことから、絶対的な性能はまずまずです。
但し、この97年式のハーレーには特徴がいくつかあります。まずはこのバイク、キャブレター式になっておりさらにアイドリング回転を調整できます。キャブレターなのでチョークが付いていて、自身で燃料を濃くしたり薄くしたりします。下がアイドリングを調整した例ですが、アイドリングがトコトコ言っていて気持ちいいです。海外ではポテトサウンドっていうらしいです。
キャブレターを積んだこのエンジンは重たいフライホイールが入っているそうで、通常だと高いギヤ段で低速走行を行うとトルクが足りずエンスト気味になりギクシャクするのですが、このバイクは5速でも40㎞/hくらいから「低い回転数にもかかわらずドドドドと加速できる」のが凄いところです。この低回転での走行を維持できるところが、乗って違いの分かるところかと思います。現行のハーレーだと出来ない?かもしれません。
VT250SPADAに乗ってましたが、確かに軽くて馬力もあるいいバイクでしたが、エンジン回転が高すぎて疲れるところと、セパハンなのになぜかステップ位置が後ろではなく真下にあるのが気に食わなかった。だから低いエンジン回転で走れるのは本当に衝撃でした。あとはエンジン振動の伝わり方も、エンジンがフレームにリジットに載っているためそのまま体に伝わってきます。極めつけは排ガス&音量規制途中の車両であることから、排気音が合法的にデカい。元々大型バイクってうるさいものかもしれませんが、スターターの音からシフトを1速に入れる音から何かなら何まで豪快ですね。お陰で住宅街でアイドリングはできない為、すぐにトロトロ出発しながら暖機しています。
以上内容から、40㎞/h以上~80km/hの範囲でのんびり走るには恐らく至高のバイクかと思います。車体の重さとクラッチの重さを感じるため、低速では結構つかれるので渋滞は気を使います。
現行ハーレーではブレイクアウトやスポーツスターなど、メタくそかっこいいバイクがいっぱいあって羨ましい限りですが、キャブレターのハーレーはもう新車では手に入らないため、この乗り味も唯一無二のものとなっています。普通は同じ道を何度も通っていたら、飽きてくるものです。本当にフィーリングが突き抜けているので毎回同じ道を走っても飽きがこない。
何年乗れるかはわかりませんが、ちょくちょく直して乗っていきたいと思います。
教習所で言われた言葉で大型バイクほど模範となる運転を心掛けたいですね。
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